【第六章】まるわかり面接対策

面接は顔と名前を覚えてもらう勝負


面接は平均30分から1時間程度ですが、とても緊張するでしょう。
「今日は良いことをたくさん言えた!」でも結果は「不採用」。あの面接官とは相性が悪かったのでしょうか。

実は面接官からすると、「あの人は色々経験したのはわかるが、結局何を頑張ったのかわからなかった」というのが現実です。

 

面接官は「あなたの自慢話」を聞きたいのではない


  • これまでにあなたが経験してきたこと
  • あなたがどのように会社で活躍してくれるか
  • あなたがどういう人間なのか

これらを聞き出そうとあらゆる質問をします。
エピソードがしっかりしていれば、あなたの顔と名前は覚えてもらえます。ここでは、内定を勝ち取るための面接のコツ(考え方)をご紹介します。

 

志望動機と自己紹介


 

「志望動機」と「自己紹介」1:99で「自己紹介」の方が差が付きます。
志望動機は、ほとんどの人が同じ回答をします。自己紹介は100人全員が違う回答をします。ここで差が付きます。

他の人と被らない「自己紹介」を全力で考えましょう。

自己紹介で99点取りに行く


【2つの自己紹介の例】

Q.合格したのはどっちの自己紹介でしょうか?

①「私は小学生の時に水泳をやって、中学時代には卓球で県大会に出ました。高校生の時には書道部に所属しました。大学ではオープンキャンパスのスタッフをし、1日10組を案内したことがあります。私はあらゆることをやってきたので、仕事には柔軟性があります。」
②「私は大学4年間マラソン部に所属していました。最後の大会で、400人中トップ集団を走っていましたが、途中でぬいぐるみを着た人に抜かれてしまいました。しかし諦めずに走り続け、最後は70歳のご老人の方と一緒にゴールしました。やり切るという経験が私の仕事の土台になっています。」

 

 

 

A.合格したのは【②マラソン部の人】です。明確な違いはどこでしょうか。

①の自己紹介

  • 具体例がない(1つ1つの話が浅い)
  • 〇〇性という言葉はみんなが使う(柔軟性、協調性等)
②の自己紹介

  • 話が具体的(1つの話題のまま深掘り)
  • エピソードから、「諦めずに続ける人だ」という想像ができる

自己紹介のポイント


【1】〜性、〜力という言葉は出来るだけ使わない

「私は忍耐力があります」と言われたら、面接官は「この人忍耐力があると思われたい人だ」と受け取ります。
なるべく「忍耐力」という言葉を使わずに、エピソードから「忍耐力」をアピールしましょう。

【2】1つの話題を具体的に

「体験談」は他の誰とも被りません。
あなただけの体験談を深掘りして話すようにしましょう。

面接官に「もう少し具体的に教えてください」と質問されたということは「あなたの話の内容が浅い」と教えてくれています。
「逆転のチャンスを与えてもらった」と思いましょう。

【3】面接で聞かれるあらゆる質問は全て「自己紹介」

  • 「あなたのキャリアプランを教えてください」
  • 「長所、短所を教えてください」
  • 「大きな失敗談はありますか」
  • 「退職理由を教えてください」

面接であらゆる質問をされますが、全て「自己紹介をしてください」と聞かれているのと同じだと考えましょう。

面接では「志望動機」か「自己紹介」この2つしか聞かれることはありません。
「100の質問」と「100の良い回答」を用意することが面接対策ではないということを知っておきましょう。

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